毎シーズン、冬季限定で販売する「大人のアップルパイ」には洋酒・カルヴァドス（アップルブランデー）を加えています。

カルヴァドス入りを思いついたのは、りんごジャムの体験から。仕上げにカルヴァドスを少しいれるだけで風味が出て、コクのある甘さになるのです。これがどんぴしゃで好みだったことから、アップルパイにもいれることにしました。まろやかな甘酸っぱさと、洋酒ならではの香りはちょっと贅沢な気分にさせてくれます。

特に海外品種のりんごとの相性はバッチリ！甘さ、酸っぱさ、苦み、うまみなどが絡み合ったりんごのほうがよくあいます（当店で使用しているのは岩手県産です）。

基本のアップルパイと同様、品種別に焼いてすっぱさレベルで選べるようにしていますが、聞いたことがなくてもぜひカタカナの品種にも挑戦してください。カルヴァドスを使うことでお砂糖（てんさい糖）も、基本のアップルパイより控えめ。りんご本来の味わいを食べ比べしやすいアップルパイです。

《お酒に弱い方はお控えください》

今年のレシピではいつもより多めにカルヴァドスを投入。アップルパイホール1台につき大さじ2杯（30㏄）を使いました。それを8等分にカット、個包装した状態で販売しています。180度のオーブンで焼き上げていますが、お酒に弱い方、気になる方はその後の運転などはお控えください